対策前の状況

今回紹介する対策事例は、福井県でダンボールを扱っている愛パック様の事例です。

ダンボールを扱っておられますが、「ダンボール」や「ダンボール 60サイズ」など主要なキーワードはダンボールワンなど大手ショップが上位を独占している状況で、こうしたキーワードで上位に食い込むのは難しそうでした。

対策した内容

まず、以下の2点を重点的に対策しました。
また2点の対策と並行して、すべての商品にキーワードを入れ直すなど全般的な見直しも行いました。

1.アクセスが取れるキーワードの調査

初期調査で「ダンボール」など主要なキーワードで上位を取ることが難しいことがわかったので、大手ショップが力を入れておらずアクセスが取れそうなキーワード調査を実施しました。
その結果、「クリックポスト」や「ゆうパケット」など具体的なサービス名についてはちゃんと対策しているショップが少ないことが分かったので、これらのサービス名での対策を強化を行いました。

2.アイテムマッチの開始

アイテムマッチ(キーワード広告)を一部の商品だけで行っていましたが、すべての商品をアイテムマッチの対象にしました。
もともとアイテムマッチのROAS(費用対効果)は高かったのですが、全商品を対象に行なった上で特にROASの高い商品については積極的にアイテムマッチの入札単価をアップしました。
その結果、アイテムマッチのROASは改善前と同じ水準のまま、アイテムマッチ経由の売上は以前の2倍~3倍にアップしました。

対策後の実績

対策を開始してから、売上は順調にアップしました。
以下のグラフは、対策を始めてからの昨年比での売上・アクセス人数の推移です。

なお3ヶ月毎のアクセス人数が一時的に落ちているのは、去年のアクセス人数が良かったためです。ただし売上については順調に昨年比を超えています。
対策をはじめて4ヶ月後には、昨年比で222%の売上を達成することが出来ました。

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