前回の記事では、アイテムマッチはどうやって商品が表示されるかを解説しました。
アイテムマッチはどうやって商品が表示される? ーアイテムマッチ活用法(2)
今回は、キーワードで検索したときのアイテムマッチがどのような順序で表示されるか、基本ロジックについてです。

アイテムマッチ キーワード別での基本ロジック

そもそも商品名などにキーワードが入っていないと表示されませんので、表示されたいキーワードがちゃんと入っているのが前提です。

キーワードで検索したときに表示されるアイテムマッチの順位ですが、以下のようになっています。

商品スコア(商品の強さ)に入札金額を掛け算して、高い商品ほど表示されやすくなります。
つまり、商品スコアが強い商品なら入札金額をそれほど高くしなくても表示されやすくなりますし、商品スコアが弱い商品は入札金額を高くしないと表示されません。
そして、商品スコアは以下のようになっています。

アイテムマッチの商品スコア

Yahoo!ショッピングの商品スコア
商品のSEOレベルと売上を掛け算したものがアイテムマッチの商品スコアになり、PRオプションの料率はYahoo!ショッピング検索のときと異なり含まれません。
そして商品のSEO情報レベルは、以下のようになっています。
Yahoo!ショッピング商品のSEOレベル
商品名にちゃんとキーワードが入っていれば50点、キャッチコピーにも入っていればプラス20点、という形で評価されます。
商品情報のSEOレベルの詳細は、Yahoo!ショッピング検索の商品情報のSEOと同じなのでこちらの記事もご覧ください。
商品をどのように修正すると強くなるか:YahooショッピングSEO虎の巻3
※これらの図は分かりやすく解説したものなので、実際はより複雑なロジックになっていると思われます。

アイテムマッチもSEOが大切

上記のようなロジックになっているので、SEO(サーチ対策)をちゃんと行うと、商品スコアがアップしてアイテムマッチでも表示されやすくなる&入札価格が安くなる、ということに繋がります。
そのため、いきなりアイテムマッチを始めても表示がほとんどされないで効果が出ないか、表示されても入札価格が高くなってしまい費用対効果が悪くなってしまいます。

アイテムマッチに表示したい商品は、ちゃんとSEOを行ってからアイテムマッチに登録しましょう。

次回は、アイテムマッチのROAS(費用対効果)の改善方法についてです。

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