Yahoo!ショッピングの売上をスピーディーに上げるために最も効果的なのは、アイテムマッチ(キーワード広告)の活用です。
全部で5回の記事に分けて、アイテムマッチを活用する方法について解説します。

アイテムマッチとは?

アイテムマッチとは、Yahoo!ショッピングの検索やカテゴリ(ジャンル)画面で表示されるキーワード広告です。
以下の検索画面で1行目の「ストアのイチオシ」と表示されているのがアイテムマッチです。
Yahoo!ショッピングアイテムマッチ

表示される箇所

上記の例のように、パソコン版検索画面の最上段4コマと最下段4コマ、スマートフォン(ブラウザ)も同様に上下4コマ、アプリは上部2枠に表示されます。
通常検索で表示されるよりも前の部分に表示されるので、非常に効果の高い広告です。

費用など

1クリック10円または15円(ジャンルによって異なる)から入札が可能と、低額でスタートできる広告なのが特徴です。
(前金制なので、最初に1万円をクレジットカード決済で入金する必要があります)

アイテムマッチの効果

アイテムマッチはYahoo!ショッピングで最も費用対効果の高い広告です。
検索結果という、その商品をほしいと思っているお客様にアピールすることができる広告なので、Yahoo!ショッピングの通常の広告枠と比べても費用対効果が高くなっています。
弊社調査では、アイテムマッチのROAS(費用対効果)はジャンルにもよりますが400%~1000%ぐらいです。
つまり、1万円の広告費用を掛けた場合は4万円から10万円の売上が見込めます。
ファッションジャンルなどはROASがやや低め、食品ジャンルなどはROASが高めの傾向があります。
なお楽天市場のキーワード広告であるRPPのROASは平均で300%前後なので、Yahoo!ショッピングのアイテムマッチの費用対効果が非常に高いことが分かると思います。

アイテムマッチの設定の仕方

アイテムマッチとストアマッチの違い

これから解説する管理画面では「ストアマッチ」と「アイテムマッチ」という言葉が混在しています。
元々、キーワード広告は「アイテムマッチ」と「ストアのイチオシ」の2種類があり、両方合わせた広告を「ストアマッチ」と呼んでいました。
ただ「ストアのイチオシ」は利用がほとんどなく廃止されたので、現在は「ストアマッチ」も「アイテムマッチ」も同じものです。
言葉が混在していてわかりにくいですが、「ストアマッチ」という言葉が出てきたら「アイテムマッチ」のことだと思ってください。

アイテムマッチの設定

アイテムマッチを始めてみたい場合、すぐにスタートが可能です。

ストアクリエイターの管理画面で「10広告→ストアマッチ広告」をクリックします。

アイテムマッチの予算を設定する


初めて設定する場合は、予算を入金する必要があります。
「予算」のタブをクリックしたあと、「予算を追加する」ボタンをクリックしてカード決済で入金します。

アイテムマッチの商品を登録する


アイテムマッチの商品を追加するには、「アイテムマッチ」タブから「個別入札」→「商品選択」をクリックします。

商品は登録されているカテゴリから選択することもできますし、「商品検索」タブをクリックして商品コードを入力して選ぶこともできます。
商品コードを入れた場合はカテゴリが表示されるので、「カテゴリ名」をクリックすると以下のように商品を選ぶ画面になります。(カテゴリから選択した場合もこの画面になります)

アイテムマッチに掲載したい商品にチェックを付けて、「この商品に決定」ボタンを押します。
アイテムマッチの商品入札金額を決める
商品ごとの入札金額を入れて「入札金額の決定」ボタンを押したら、設定が完了です。

アイテムマッチの入札の種類

この記事の例では商品を個別に選んで掲載する方法を解説しましたが、アイテムマッチには他にも以下の入札方法があります。

全品指定価格入札

すべての商品を対象に、決めた金額で入札する機能です。商品数が多い場合や、個別の設定が大変な場合におすすめです。
なお全品指定価格入札を使う場合には、月の予算を5万円以上に設定する必要があります。

全品おまかせ入札

すべての商品を対象に、自動的に入札金額を最適化してくれる機能です。
ROAS(費用対効果)を改善するために入札金額を自動的に調整してくれるので、店舗で作業することはほとんどありません。
なお全品おまかせ入札については、使うべきではないと考えています。
まず、全品おまかせ入札は実際にはROAS(費用対効果)がとても悪いことが多く、Yahoo!ショッピング担当に聞いても同様の返答が得られました。最もROASが良くなる入札方法は「全品指定価格入札」と「個別入札」の組み合わせで、一番悪いのは「全品おまかせ入札」です。
さらに、全品おまかせ入札の設定をしていた場合、通常の検索で出る場合はアイテムマッチの枠に表示されない仕様になっています。
このため、通常検索で30位だからアイテムマッチで一番上に出そうと思っても出せない、ということになります。

ですので、作業時間がある場合はこの記事で解説した「個別入札」で売りたい商品を登録、作業時間がない場合は「全品指定価格入札」で登録してみましょう。

次回は商品がどうやってアイテムマッチで表示されるか、解説します。

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